窓や壁、床、屋根など実際に住宅の断熱性能を担うのは建物本体と開口部の窓です。
日本の建物本体の平均仕様期間は32年で、イギリスの約80年、アメリカの約66年に比べれば短いものの、住宅内で使う空調機器などの暮らしの利便性や快適性を高める設備機器に比べるとはるかに長いと言えます。(空調などの家電は対応年数はざっと10年でしょうか。)
建物本体の断熱性を向上させるとどのような暮らしが待っているかと言えば
①エネルギー負荷を減らし、月々の家計の負担を楽になる。
②室内の環境が良くなるため身体への負担を軽くなり、健康的な毎日を過ごすことができる。
③結露防止にも繋がるので、カビなどの発生を抑制することが出来、アトピーや喘息の改善につながる。
昨今、日本の建物の耐用年数も伸びてきており、建物の断熱性能を高めることによって省エネ性能を上げることこそが、健康的に、そして快適に暮らせる資産価値の高い家づくりのカギとなります。