令和の紙幣

スタッフブログ

昨年の今頃は新年号を迎え日本の輝かしい未来について大いに盛り上がっていましたが、今年はコロナの影響でどの業界も疲弊してますね。これからしばらくコロナの悪影響が世間を席捲するでしょうが皆で頑張ってこの難局を乗り越えていかなければなりません。

昨年2019年に発表された「2024年に渋沢栄一が新しい一万円紙幣の顔に」とい記事を読んで、経済界の人が我が国の最高紙幣に選ばれることに喜びを覚えたことを思い出します。経済とは金儲けのこと。そして卑しい行為。このような感覚が日本人には少なからずあると思います。その経済人が日本の最高紙幣に選ばれたんですから感慨深いものがあります。

経済の語源は「経世済民」です。世を経(おさ)め民を済(すく)う。決して卑しい言葉ではありません。渋沢栄一が提唱した思想である「論語と算盤」とは仁義道徳と生産利殖の一致です。「経済道徳合一説」と渋沢は表現しており、これを公益の為に務める「倫理的資本主義」という解釈もあります。今のこの世の中でこれほど紙幣に相応しい人はいないと考えますし、知らない方が多い渋沢栄一に脚光が浴びたことで渋沢の本を手に取る方も増え精読した方もいると思います。

論語と算盤の関係は○○か○○ではなく、あくまで○○と○○。つまり「OR」ではなく、「AND」であり共に未来に進むということです。論語と算盤とは決して矛盾する関係ではなく両輪が揃ってはじめて上手くいくという事です。

これからも私たち令和ハウスはお客様と共に在りたいと願い、家づくりに邁進したいと思います。

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